サンクローバー vol.49|我が家の防犯対策|小野寺燃料株式会社

特集「我が家の防犯対策」

今月の特集2
あやしい侵入者を近づけない!
我が家の防犯対策

警視庁発表によると︑刑法犯の認知件数は減少傾向にはありますが、令和4年は前年度比5.9%増の60万1389件に。
特に最近は悪質な手口の犯罪のニュースが後を絶ちません。
自身や家族の安全と財産を守るため︑犯罪者に狙われない防犯について考えてみましょう。

ドアや窓には2つのカギを

ドアや窓には2つのカギを  5分間カギを開けられなければ、侵入者の約7割があきらめるというデータがあります。1つのドアや窓に2つのカギがある「1ドア2ロック(ワンドアツーロック)」は開錠に時間がかかるので、防犯性はより高まります。窓の補助錠の取り付けを検討しましょう。補助錠には、窓枠に粘着テープで貼り付けるもの、レールに取り付けるもの、警報が鳴るものなどさまざまなタイプがあり、ホームセンターなどで購入できます。ドアのカギが古い場合は、まずは防犯性が高いカギに交換することをおすすめします。

窓は防犯対策の要

窓は防犯対策の要  ガラス破りも多くみられる侵入手口です。不在時は雨戸やシャッターを閉める、浴室やトイレの窓も開けっぱなしにしないなど、普段から心掛けましょう。リフォームや新築を予定している方は、防犯ガラス仕様の窓を検討してみてはいかがでしょうか。防犯ガラスは2枚以上のガラスの間に柔軟で強靱な中間膜を挟んだもの。警察庁の打ち破り試験では、打撃を7回加えても十分な大きさの穴が開かないという結果が出ました。一般的なフロート板ガラスや網入りガラス、強化ガラスと比較して高い防犯性能をもつガラスです。

庭や外周は見通しよく

庭や外周は見通しよく  高い塀や庭の生け垣は周囲から隠れやすい場所です。植栽は手入れし、死角を作らないようにしましょう。2階、3階建ての戸建住宅や中・高層の集合住宅でも、侵入者は周囲から死角となっていて足場がありさえすれば、驚くほど簡単に侵入してきます。脚立やバケツなどは足場にされないよう、置き場所に注意します。侵入者は光や音を嫌うので、センサーライトやアラームを設置したり、防犯砂利を敷いたりするのもおすすめ。ダミーの防犯カメラでも効果が期待できます。

訪問者を確認して、ドアを開ける

訪問者を確認して、ドアを開ける  宅配業者を装って侵入するケースもあります。インターネットや通販で買い物をする機会が多いご家庭は、訪問者に気をつけてください。カメラ付きのインターホンがあれば安心ですが、ない場合でもすぐにドアを開けないで、どのような届け物で来た誰なのか、必ず尋ねましょう。配達員は決まったルートを担当している場合が多いので、顔見知りになっておけば安心ですね。オーダーしている品物を家族で情報共有し、宅配ボックスや置き配を利用していても、受け取るときには周囲に不審者がいないか確認しましょう。

我が家の防犯対策チェック

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