サンクローバー vol.46|今日からできる災害対策 ローリングストック|小野寺燃料株式会社

特集「今日からできる災害対策 ローリングストック」

今月の特集
今日からできる災害対策 ローリングストック

ローリングストックは、家庭で簡単にできる災害対策のひとつ。ふだん使っている食料品や日用品を少し多めに備えておき、使った分だけ買い足すという方法です。上手に実践するためのコツをご紹介します。

家族の人数 × 3日分のストックを目安に

ローリングストックのメリット  災害時への備えとしておすすめの方法がローリングストック。災害用の非常食などは割高なことが多いうえ、非常用としてしまっておくうちに賞味期限が切れて使えなかったり、いざというときにどこにしまったかわからなくなったりすることもありますが、ローリングストックならそのようなこともなく、実践しやすい災害対策として注目されています。まずは最低限の備えとして、家族全員が3日間過ごせる量を目安にストックを始めてみましょう。

やってみよう! ローリングストック 実践ガイド

 「何から始めればいいかわからない」人はもちろん、「やってみたけれどうまくいかなかった」「いつの間にかやめてしまった」人も必見。うまくローリングさせるための実践のコツを紹介します。

買い足す 日常生活で使う 多めに買う

1. 取り出しやすい置き場所を作る

 ローリングストックの第一歩は、収納スペースの確保です。日常生活で消費することが前提なので、天袋の奥や倉庫などではいけません。食料品、日用品ともにまずは取り出しやすい場所に収納スペースを作ることが大切です。これを機に不用品を処分するなど、目について取り出しやすい位置に収納スペースを作りましょう。新しく買ったものは収納の奥側や下側へ置き、先にストックしてあるものから使えるように工夫すると、賞味期限切れを防げます。

2. ふだん使っているものを多めに買う

 防災に特化した専用品ではなく、日常的に使っているもので非常時にも使えそうなものを少し多めに買って備えておくのがローリングストックのコツです。ストック品は無くなってから買い足すのではなく、常に3日〜1週間分の在庫がある状態にしておきましょう。お菓子など非常時の心の潤いになりそうな嗜好品を備えておくのもおすすめ。また、日常的に服用している薬があれば1週間程度は手元に残る状態で次回の受診や購入をするのも安心です。

3. 品目を増やし過ぎない

 非常時を想定するとあれもこれもと色々備えておきたくなりますが、品目が増えるとその分、管理が難しくなり、食料品については気づいたら賞味期限が切れていた、ということにもなりかねません。日用品もストックが増えすぎるとどこに片付けたかわからなくなり、家にたくさんあるのにまた買ってしまったという失敗をすることもあります。品目を少なくしてマメにローリングさせるのが、挫折しないコツです。

4. 買い足すサイクルを決めておく

 ストック品を切らしてから買うのでは非常時への備えにならないので、一定量を残した状態で買い足すことがローリングストックの大前提です。ある程度ローリングストックに慣れてきたら、買い足すサイクルを決めておくと買い忘れによるストック切れを防げます。例えば、1週間に1回、3日に1回とライフスタイルに合わせてサイクルを決め、定期的にストックの在庫を確認して買い足すようにしておくと、一定量が常にストックされている状態をキープできます。

ローリングストックおすすめ品

買い足す 日常生活で使う 多めに買う

要配慮者がいる家庭はストック品にも工夫を

 乳幼児や高齢者、食物アレルギーの場合など、食事や日常生活に配慮が必要な家族がいる場合は注意が必要です。液体ミルクや市販のベビーフード、レトルトの介護食などのストックがあれば安心。おむつやお尻拭きも1週間分のストッ

非常用の備品も意識的にローリングさせよう!

非常時に便利な電池やカセットコンロなどは、いざという時に安全に使えるよう使用期限に注意しましょう。非常用の備えも日常生活でローリングさせ、常に使える状態にしておきましょう。

電池

充電で動く家電が多くなり日常生活での電池の出番は減っていますが、電池の使用期限はさほど長くありません。品質や種類にもよりますが、2〜5年程度のものが多いようです。例えば、非常時にも使える電池式のランタンなどを備えておき、普段から寝室やアウトドアなどでランタンを使って電池を利用するなど、日常でも意識的に電池を使うようにすると使用期限切れを防げます。電池式のハンディファンや携帯用充電器などで定期的に使うのもおすすめ。

カセットコンロ用ボンベ

保存状態などにより一概にはいえないようですが、メーカーでは製造から7年以内を目安に使い切るよう啓発しています。期限を忘れてしまうことも多いので、前年に買ったものは翌年のうちに鍋料理などで使い切る、使用期限を大きく目立つように書いて外装に貼っておくなど、忘れにくい工夫をしておきましょう。カセットコンロ本体は使われているゴム製部品(パッキン)の劣化などもあり、業界団体では使用頻度に関わらず10年での買い替えの検討を推奨しています。

使い捨てカイロ

メーカーによって異なりますが、製造から2年程度で使用期限が定められていることが多いようです。災害用品として押し入れの奥などに閉まっておくと、いつの間にか期限切れということもあります。毎年シーズンの初めにはストックしておいたカイロを出して日常使いに回し、その年に買ったものをストックへ回すようにしましょう。シーズンの終わりのお買い得品などは使用期限が短いものもあるようです。購入前にきちんと使用期限を確認しましょう。

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