サンクローバー vol.43|良い生活習慣で認知症を予防しよう|小野寺燃料株式会社

特集「良い生活習慣で認知症を予防しよう」

(参考・出所)認知症予防協会「認知症自己診断テスト」/ 東京都福祉保健局「とうきょう認知症ナビ」/ 日本生命「100 年人生レシピ」

今月の特集
コロナ禍で認知症リスク増大!?
良い生活習慣で認知症を予防しよう

長引くコロナ禍で行動制限が続きました。運動不足や人との交流が減ることは、身体と心 にさまざまな悪影響を与えます。そしてなんと、認知症のリスクも増大させているのです。

誰でもなる可能性がある

さまざまな原因により脳の細胞が損傷を受けたり、働きが悪くなったりすることで、認知機能が低下してしまう認知症。最新の研究によると、65歳以上の国民の約15%が認知症とも考えられ、「誰でもかかる可能性のある脳の病気」と言えます。また、若年性認知症など「若いから安心」とも言えません。誰でもなる可能性があると知ったうえでの予防策や、認知症になっ てしまった方への理解が大切です。

「自分でできる認知超の気づきチェックリスト」も参考にしてみてください。

「病気である」ことを理解しよう

認知症の原因となる病気は、主に「アルツハイマー病」、「脳血管障害」、「レビー小体病」の3つ。最も多いのがアルツハイマー病です。病気ですから治療が必要ですし、病気を理解しての対応も必要です。

一般に認知症を患うと、不安を感じうつ状態になったり、怒りっぽくなったりします。本人の不安な気持ちを理解して対応しましょう。また、自分が認知症かな、と感じたときは、早めに医師の診断を受けることです。病気を受け入れれば、その後の暮らし方についての準備もできます。現在、アルツハイマー型認知症を元の状態に戻す治療法はありませんが、治療により進行を遅らせることはできます。

物忘れの範囲が『一部』か『全体』か

では、自分や家族が認知症かどうかは、どう見分けるのか。よく言われる見分け方は「朝食を食べたことは覚えているが、何を食べたか思い出せない」は物忘れ、「朝食を食べたこと自体を忘れている」が認知症。物忘れの範囲が『一部』か『全体』かで判断します。

このほか、「(知っているはずの人の)名前を思い出せないのかわからないのか」「物忘れの自覚があるかないか」といったことで、認知症の初期の判別が出ます。

家族や親しい間柄でも「認知症みたいだから病院に行って」とは、なかなか言いづらく、また本人も認めたくないというのがふつうです。「怪しい」と思ったら、本人自ら受診するのが早期発見のポイントです。

「体験の一部」を忘れる(物忘れ)
  • 朝食を食べたことは覚えているが、何を食べたか思い出せない
  • メガネをしまったが、どこにしまったか忘れる
  • 旅行に行ったことは覚えているが、地名は忘れた
「体験の全体」を忘れる(認知症)
  • 朝食を食べたこと自体を忘れている
  • メガネをしまったこと自体を忘れている
  • 旅行に行ったこと自体覚えていない

楽しみを持ち、人と会うことが予防策

認知症は脳の働きの低下が原因ですが、加齢以外にもさまざまな要因があります。例えば、生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病、心臓病など)が認知症を引き起こすこともあります。ですから、その予防は、認知症予防にもつながります。

塩分を控える、節酒、バランスのよい食事など食生活に気をつけること、適度な運動といったことで生活習慣病と認知症を予防します。

また、生活を楽しむこと、人と積極的に交流することも、認知能力の維持にとても大切です。コロナ禍ではこの部分にとても制約を受けていますが、感染対策を十分にしながら、認知症予防も行いましょう。

自分でできる認知症の気づきチェックリスト

合計20点以上の場合は、認知機能や社会生活に支障が出ている可能性があります。
医療機関や相談機関に相談してみましょう。

自分でできる認知症の気づきチェックリスト

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