今月の特集   札幌の住まいと暮らしの情報誌「Sun Clover」vol.42

夏旬フルーツ大解剖!

暑い夏の水分と栄養補給にぴったりのフルーツ。今が旬の桃、メロン、ぶどうの注目品種や最旬シーズン、上手な食べ方から贈答用にピッタリの人気ブランドまで、耳寄りな情報をたっぷりとお届けします! おいしいフルーツをいただいて、この夏も元気に乗り切りましょう。

夏旬フルーツ大解剖!

メロンは野菜、ぶどうは果物。その定義は?

農林水産省では、果物とは「2年以上栽培する草本植物及び木本植物で果実を食用とするものを果樹とし、果樹になる実」とされています。この分け方によると、多年草のバナナやパイナップル、樹木になる桃やぶどうは果物ですが、一年草で樹木にならず畑に実るメロンは農林水産省のカテゴライズでは野菜として扱われ、果実的野菜とも呼ばれます。メロンのほかにいちごとすいかも果実的野菜です。

クエン酸を多く含み、夏の疲労回復にも効果的な桃。日本で桃を食べるようになったのは「白桃」の発見された明治以降とされています。昭和初期に生まれた「白鳳」は現在も栽培面積第2位のロングセラー。その「白鳳」と「白桃」を掛け合わせ、福島で栽培方法が確立された「あかつき」が2007年以降、栽培面積第1位。2005年生まれの「おかやま夢白桃」は高級品種として贈答用にも重宝されています。桃は白っぽい果肉の白桃系と、黄味がかった果肉の黄桃系があり、果肉がくずれにくい黄桃系は缶詰に加工されることが一般的でしたが、近年は「黄金桃」など生食用の桃も見られるようになりました。

おいしい食べ方

冷やし過ぎると甘みが落ちるので常温の涼しい場所で保存し、食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ入れるのがおすすめです。押した部分から傷みやすく味が落ちるので、そっと持ちましょう。

ココが甘い

枝についていた果硬部分(いわゆるおしり側)と反対側、また、中央線(縦の割れ目)と反対側が甘い。

夏旬フルーツ大解剖!

メロン

メロンの歴史は古く古代エジプトではすでに栽培されていたとの説があり、日本では弥生時代の遺跡からメロンの一種であるまくわうりの種が発見されています。現在主流の西洋系のメロンの多くは明治時代にヨーロッパから伝わりました。マスクメロンのように表面に網目のあるネットメロンと網目のないノーネットメロンがあり、ネットメロンは果肉の色で緑肉(青肉)系と赤肉系に分かれます。北海道の収穫量は茨城、熊本に続いて全国第3位で、夕張市、富良野町、共和町(らいでんメロン)が道内3大産地。栄養面では抗酸化作用のあるカロテンやアミノ酸の一種ギャバを多く含むことが注目されています。

おいしい食べ方

メロンは追熟するので、しっかり熟するまで常温で保存。おしりを押して弾力が感じられたら食べ頃のサインです。2時間程度冷蔵庫で冷やしたものが甘みを感じやすくおすすめです。

ココが甘い

種のまわりがいちばん甘く、おしりから熟して甘くなっていくため、くし切りにすると甘いところが均等に分配できる。

夏旬フルーツ大解剖!

ぶどう

ヨーロッパやエジプトで紀元前4000年頃には登場していたといわれ、日本でも鎌倉時代には山梨で甲州種が栽培されていました。果皮や果肉の色により赤系、黒系、緑系があり、粒の大きさも様々。黒系大粒のぶどうの王様「巨峰」が栽培面積ランキング第1位、昭和から長く種なしぶどうとして親しまれている赤系小粒「デラウェア」が2006年登録の新顔ながら皮ごと食べられる手軽さが受け、飛ぶ鳥を落とす勢いで順位を上げ現在第4位。栄養面では抗酸化作用をもつポリフェノールが豊富です。

おいしい食べ方

水分がついていると傷むので洗わずポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保管し、食べる直前に洗っていただきましょう。ブルームと呼ばれる表面の白っぽい粉は新鮮な証拠です。

ココが甘い

房の上部がよく日光が当たっているため甘く、下部へいくほど酸味が増す。

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