小野寺燃料

札幌の住まいと暮らしの情報誌「Sun Clover」vol.32

非常時のために何をそろえる? わが家の食品備蓄



 大きな災害が全国で発生した2018年。道内全域においても、最大震度7を記録した北海道胆振東部地震に襲われました。
 大規模災害が起こると食料品の需要性が高まり、店先で品薄になったり、売り切れになったりします。非常時に備え、家庭内の食料品の備蓄を改めて見直しておきましょう。
 災害発生当日分は、個包装を開けてすぐに食べられる物を。さらに最低でも3日分、できれば1週間分程度の飲料水と食品を用意しておきたいところです。時間が経つにつれて、環境や食べたい物が変化してくることを想定して、主食の米やパン類、主菜になる缶詰やレトルト食品、副菜の野菜類、おやつなどをそろえます。
 食べやすい物、食べ慣れている物、好きな物であれば緊急時のストレスや不安を軽減できます。普段使いしている食品を少し多めに買い置きしておくのもおすすめです。

3日間、1週間をめやすに

 災害発生時は、経過日数によってライフラインや交通網の状況が異なります。ここでは、災害発生直後と日常に戻るまでの食事について考えてみます。
 発生直後は人命救助や身の安全の確保が優先されますので、食事に多くの手間はかけられません。発生後に避難所に向かう場合は、飲料水と缶詰など1日分程度を持ち出せるよう準備します。
 また、3日から1週間は電気、ガス、水道が停止することが考えられます。交通網の寸断の可能性も考え、最低でも3日間(9食)分の食料品を確保します。その3日間にプラスアルファの備蓄食料、水、カセットコンロなどの熱源を確保して1週間に備えます。

※1肉または魚の缶詰 レトルト:シーチキン、焼き鳥、サバのみそ煮、ソーセージ、イワシのトマト煮
※2野菜煮缶詰 レトルト:煮豆、切り干し大根、ヒジキの煮物、コーン、五目豆、ポテトサラダ、筑前煮
※3米は1カ月分くらい準備しておくと長期戦に耐えられる
※4米を炊くには飲料水の備蓄が欠かせない





そろえたい食品とその備蓄法

備えておきたい一般的な食品類と、備蓄のコツをご紹介します。

POINT
〇これだけは必ず!
・水 ―― 飲料用として1人当たり1日1リットル
・米 ―― 2㎏の米1袋で約27食(1食0・5合換算)
・缶詰 ―― 調理不要で食べ切りサイズのもの
・カセットコンロ ―― ボンベは1人1週間で6本程度
※乳幼児や高齢者は別途、離乳食や介護食を用意します。慢性疾患や要介護者、食物アレルギーをもつ方は自分に合わせた食品を追加します。
非常時は野菜不足になりがち。野菜スープや野菜ジュースで補いましょう。

POINT
〇食べながら備蓄!
 普段食べている保存食品を少し多めに買い置きし、消費したら新たに買い足す「ローリングストック方式」がおすすめ。賞味期限が切れる前に食べれば、廃棄することなく活用できます。飲料水も同様に、料理に使いながら買い足していきます。
 食品ごとに分類して賞味期限順に並べて保管すると便利です。

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