小野寺燃料

札幌の住まいと暮らしの情報誌「Sun Clover」vol.31

特集「もしもの時」と「災害に強い家」を考える

 近年、全国各地で自然災害が目立っています。札幌は風水害や地震など災害が比較的少ない街といわれますが、大地震や集中豪雨などはいつどこで起こるかわかりません。もしもの時のため、どういう備えをするべきなのでしょうか。

 2014年8月の広島土砂災害、2016年4月の熊本地震がまだ記憶に新しい中、今年は6月に大阪北部地震が発生し、翌7月には西日本豪雨が襲いました。
 大阪北部地震では住宅の全半壊17棟、一部破損8000戸強が発生し、5人が死亡。西日本豪雨では全半壊750戸、一部損壊860戸が発生したほか、2万7000戸が床上・床下浸水し、死者・不明者数は229名(7月16日現在)にのぼりました。
 自然災害が多発している背景には、地球温暖化の影響があるとされています。このため、北海道でもこれから気候変動が進み、さまざまな影響が出てくると見られています。
 道庁が今年6月に公表した「道における気候変動の影響への適応方針」(素案)では、21世紀末に向けて農業、水産業、自然生態系などに大きな影響が及んでくるとともに、「洪水をもたらす大雨事象の増加」「海面上昇の発生」も進むと警鐘を鳴らしています。
 梅雨がなかった北海道でも、すでに“蝦夷梅雨”が見られはじめ、近年は本土並みの酷暑に見舞われるようになっています。
 こうした中、私たちに求められているのは、高い防災意識と、安全で快適に暮らせる「災害に強い家」です。

災害に対する日頃の心がまえ

 美しく豊かな自然があふれる北海道。この地に暮らす私たちは、自然から大きな恵みを受け取っています。しかし、時として自然は猛威を振るい、大きな災害をもたらします。
 特に災害が冬季に発生すると、被害がさらに広がることも。積雪が加わることで家が倒壊しやすい、暖房で使う火気が原因となって火災が起こりやすい、路面の凍結や吹雪で避難しにくいことなども考えられます。さらに自宅や避難所での寒さ対策も重要です。
 お住まいの地域で起こりやすい災害を把握しておきましょう。海の近くなら津波、山の近くなら土砂崩れの危険性が高まります。地域で過去に起こった災害は石碑や伝承で現在に伝えられているものもあり、そうした歴史からは多くのことが学べます。

札幌市の地震災害時の想定(資料「さっぽろ防災ハンドブック」)

◎ライフラインの被害
復旧に要する期間は、電気は約1週間、水道は1カ月以上

◎火災の発生
冬の大地震では300件以上の出火で約1,400棟の建物が消失

◎死者
建物の倒壊や火災で最大約2,000人。厳冬期はさらに8,000人以上に拡大

避難情報をハザードマップで確認

 自分の住む地域にはどのような自然災害のリスクがあるのか。「ハザードマップ」(防災マップ)からそれを探ることができます。
 ハザードマップは、自然災害による被害の軽減や防災対策に活用する目的で作られた地図です。地震、津波、土砂災害、あるいは火山の噴火があったときの、被災想定区域や避難場所・避難経路、防災関係施設などの位置等を表示しています。
 ハザードマップは、各区役所または札幌市危機管理対策室で配布していますので、ぜひ入手しておきましょう。札幌市ホームページでも、地震、洪水、土砂災害のハザードマップを見ることができます。
 全国のハザードマップは、国土交通省のホームページから検索・閲覧できます(「ハザードマップポータルサイト」で検索)。


(左)札幌市洪水ハザードマップ(西区・手稲区)、(右)札幌市地震マップ(西区・手稲区)

万一の時の避難用品と日頃の連絡体制

 災害が発生すると、避難所で生活せざるを得ないことがあります。また、避難は避けられたとしても、ライフラインが止まってしまうことがあるかもしれません。そうした場合に備えて、避難時に持ち出す非常持出品、災害後の生活のための非常備蓄品を用意しておきましょう。非常持出品は、リュックなどに入れ、すぐに取り出せる場所に保管します。
 食料品や水は最低3日分を備蓄します。飲料水は1人1日3リットルが目安です。乳幼児や妊婦、要介護者がいるなど、家族構成に応じて必要なものを準備します。
 さらに運転中の被災に備えた車載常備品、外出先での被災に備えた常時携行品もあるとより安心です。
 持出品などは定期的に点検し、食料品の賞味期限や薬の有効期限を確認して入れ替えます。冬場は寒さから身を守る衣類やカイロなどを追加します。
 家族とは災害時にやらなければならない行動・活動や、連絡方法、集合場所を話し合います。また、災害用伝言ダイヤル「171」や携帯電話会社の伝言サービスの利用法を確認しておきましょう。


小野寺燃料で防災住宅を
 もしもの時でも最低限の生活環境を確保できる住まい。それが小野寺燃料が考える「災害に強い家」です。
 例えばLPガスバルクシステムなら通常の3~4倍のガスが常時、大型容器(バルク貯槽)に備蓄されています。これに緊急用機器を接続すれば、真冬でも2~3日以上の暖房がまかなえます。
 さらに広い浴槽が備わっていれば、残り湯を生活用水として確保できます。また、断熱性の高い家なら屋内設備の凍結の心配はありません。お住まいのリフォームをお考えの方はぜひご相談ください。

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