小野寺燃料

札幌の住まいと暮らしの情報誌「Sun Clover」vol.34
これからを生きるための 終活

その9 私の宝物

70歳を過ぎた元上司の「終活」にちょっと興味を持った40代の元部下。では、終活では、具体的にどのようなことを言うのでしょうか。

自分が大切にしていたものを周囲に 知っておいてもらう
元部下
 
子供らが相続でモメないための財産の整理は、自分自身の先々の生活設計のためにも必要と伺いました。
元上司
そうです。100歳まで生きるのですから、子供に遺すことより自分の生活の方が先決です。それと、現金や不動産といった財産以外の、自分の趣味で集めたものなどの整理も必要です。
元部下
 
遺品整理ですね。
元上司
 
まだ死んでません。ゴルフはまだ続けるつもりですが、使わなくなったクラブは孫の練習用に渡しました。絵も好きで何枚か買いましたが、本当に価値のあるのは1枚だけ。そのことは家内しか知りませんから、鑑定書があることを子供たちにも話しておかないといけません。
元部下
遺言書や財産目録にも書いておかないと。
元上司
相続税がかかるほど高価ではありませんが、売ればいくらかになるでしょう。資産家の中には、親が集めていた骨董品の価値を子供たちが分からず二束三文で売ったとか、捨ててしまったというようなこともあるようです。
元部下
骨董品なんか、素人にはわかりませんよね。
元上司
「お父さんが大事にしていた壺を形見に欲しい」と言ったら、「あれが高いものだと知っているから欲しがるのだろう」と言われた、なんて話があります。鑑定書がないモノは専門家に、客観的に評価してもらわないとイザコザの元です。
元部下
高い壺も買ったんですか。
元上司
そんなものを買ったら妻に叱られます。でも、骨董古美術の収集家には「自分だけの密かな楽しみ」と、家族に内緒で収集している人も少なくないようです。そういう方の収集品は、死後散逸してしまうことがあります。  「宝物」の整理は「生前整理」ですし、いくらの価値があるかを知ることよりも、どの時期にどういうことに関心をもっていたのかという人生の振り返りにもなります。
元部下
昔、あんなことにハマってたっけ、と思い出すんですね。
元上司
つまらないものを集めていたと言われたくないはないですが、何を大事にしてきたかは、その人間の価値観の表れですからね。
元部下
まずいな。私もいますぐ、昔集めた変なものは捨てます。
元上司
変なものって何ですか。
元部下
内緒です。

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