小野寺燃料

札幌の住まいと暮らしの情報誌「Sun Clover」vol.33
これからを生きるための 終活

その8 私の財産

70歳を過ぎた元上司の「終活」にちょっと興味を持った40代の元部下。では、終活では、具体的にどのようなことを言うのでしょうか。

トラブルを防ぐため 元気なうちに相続対策をする
元部下
 
親戚や友人のリストを作っておけば、いつお葬式になってもお子さんたちは困りませんね。
元上司
まだ死にません。でも、お葬式も含め、ちゃんとしていないと子供たちが困るのは、やはりお金や財産のことでしょうね。
元部下
 
たんまり残しているんですね。
元上司
 
そんなにありません。でも自分の葬式代と、孫の学費ぐらいは息子に残してやろうと思っています。どこの銀行にいくら預金があるかぐらいは教えてやらねばなりませんね。
元部下
 
でも、元気なうちに印鑑やキャッシュカードを子供に渡すのはリスクですよ。
元上司
ええ、あなたのような子供だと遣い込みますからね。
元部下
失礼な。
元上司
目録というか、リストは作っておいて、「いざというときはここの書類を見なさい」ということは、まず妻に、そしていずれは子供に話しておこうと思っています。土地や建物の権利、少しだけある株などのことも、多分息子たちはわかっていないでしょうから。
元部下
借金のことも。
元上司
幸い住宅ローンは終わっていますから大きな借金はもうありません。でも、クレジットカードや自動引き落とし契約などは、整理しておかないといけないですね。何の保険に入っていて、それがどんな契約なのかとか、付き合いで買った会員権がどうなっているのかとか、私自身よくわからなくなっているものもありますから整理を始めています。
元部下
私の友人は、亡くなったお父さんの銀行口座がすぐ閉鎖されて、預金がおろせなくなったと言っていました。
元上司
亡くならなくても、認知だとわかると引き出しできなくする金融機関もあるようです。ボケたときに備えて、キャッシュカードの暗証番号も教えておかねばならないのでしょうが、なかなかね。
元部下
では、私が代わりに伺っておきましょうか。
元上司
結構です。お金のことは微妙ですね。私はそれほど財産があるわけではありませんが、それでも死ねば相続税がいくらかかかるでしょう。税金のことや分配で息子や娘が困らないように、そしてもめないように、いまから準備はしたいと思っています。
元部下
えらいですね。親の方から言ってくれないと、子供からはなかなか言い出せません。
元上司
税理士や相続コンサルタントなど専門家に何人か会ってみて、信頼できる人を選び、その人と息子たちと一緒に相続対策を考えようと思っています。
元部下
第三者が入るというのは、いいですね。
元上司
子供たちが親の金をアテにして無駄遣いをするのも困りますが、これしかないのかとがっかりされるのも癪です。終活で財産の整理をするのは、子供に残してやるためよりも、自分のこれからの生活設計のためだと考えるようにしています。
元部下
そうですよね。せっかく稼いだお金ですから、ぜひ自分のためにお遣いください。

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