暮らしにまつわるエトセトラ じゃんけんの秘密
誰もが一度はやったことがあるじゃんけん。ちょっとしたことを決める際にとても便利な方法で、江戸時代から私たちの暮らしに根付いている文化です。地域によってさまざまな掛け声がありますが、グー、チョキ、パーの手の形で勝敗を決める三すくみのルールは全国共通です。
実は、じゃんけんには勝ちやすい方法があります。まず、人は形をつくりやすいグーを出す傾向にあるため、こちらはパーを出します。あいこでは2回続けて同じ手を出す確率が低いため、パーであいこなら相手はチョキかグーを出す確率が高いので、次はグーを出せばいいということになります。
ただしチョキであいこだった場合は、そこからグーに手を変えるのが難しく、パーかチョキが多くなるそうなので、チョキを出します。
このように、じゃんけんには人の心理がいろいろと作用するため、まったくの運というわけではないのです。
しかし、いくら勝ちやすい方法を知っていたとしても、問題は、とっさにこれらの対応ができるかどうか。シンプルなようで、奥が深いですね。
ちなみに、もっとも出されない手はチョキだそうなので、どうしたらいいかわからなくなった場合はパーを出しておけば、勝ち抜く確率が上がるかも⁉