暮らしにまつわるエトセトラ   札幌の住まいと暮らしの情報誌「Sun Clover」vol.40

一富士、二鷹、三茄子

一富士、二鷹、三茄子  2021年、どんな初夢を見ましたか? 我が国には、初夢の内容によって、その年の吉凶がわかるといった風習が根付いています。

 一般的に縁起がよいとされているのは、「一富士、二鷹、三茄子」。江戸時代、富士講組織があった駒込富士神社(東京・文京区)の周辺に鷹匠屋敷があったとか、また駒込が茄子の名産だったからとか、徳川家康がこの3つを好んでいたとか、由来は諸説あってはっきりしないようです。富士は「無事」、鷹は「高い」、茄子は「事を成す」という縁起のよい掛け言葉でもあります。

 縁起物は、さらに「四扇、五煙草、六座頭……」と続きます。扇は末広がり、煙草は煙が上昇、座頭は「毛が(怪我)ない」と掛けたもの。扇や煙草はともかく、現代において座頭の夢を見るのはなかなかハードルが高そうです。

 いつを初夢とするかも諸説あり、現代では元旦から2日、もしくは2日から3日が一般的のようです。

 ところで、夢はレム睡眠時(体は休息しているけれど、脳が覚醒している状態)に見るものといわれていますが、そのメカニズムはまだ謎に包まれています。せっかくいい初夢を見ても、起きてしばらくすると忘れてしまうのは、きちんと現実と区別するために、脳が消去している可能性があるのだとか。人体とは不思議なものですね。

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