サンクローバーvol.48|健康さっぽろ21(第二次)|小野寺燃料株式会社

健康さっぽろ21(第二次)

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【35】知って防ごう! オーラルフレイル

 「フレイル」という言葉をご存じでしょうか。日本語で「虚弱」の意味で、高齢になって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態をいいます。このフレイルに口を意味する「オーラル」が組み合わさった言葉が「オーラルフレイル」です。噛んだりしゃべったりするための口の機能が低下してしまうことです。

オーラルフレイルを“知っていた”札幌市民は24.1%

 札幌市が昭和49年度から毎年実施している調査では、オーラルフレイルを知っていた人は対象者全体で24.1%。7割以上の人はその名称も知らないと回答しました(令和4年度第2回市民意識調査報告書、回答者2,317 人)。年代別では、「知っていた」が70歳以上で32.8%と最も高く、最も低い30歳代(15.1%)と比べると、17.7ポイントの差となっています。

オーラルフレイルになるとどうなるの?

 口の機能の低下が続くと、心身の機能の低下につながる恐れがあります。負の連鎖に陥らないようにするためにも、口の健康には常に気をつけてオーラルフレイルにならないようにすることが大切です。

  • 食事がしづらい
  • しゃべりづらくなる

自分の口の健康状態を知ろう!

オーラルフレイルのセルフチェック(日本歯科医師会HPより)

  • 食事がしづらい
  • しゃべりづらくなる

    ※歯を失ってしまった場合は、義歯等を適切に使って硬い物をしっかり食べることができるよう、治療することが大切です。

オーラルフレイルの予防のために

かかりつけ歯科医で定期的に歯科健診を受け、予防対策のアドバイスをもらいましょう。また、バランスのとれた食事をとることや、たっぷり歩くなどの生活習慣を見直すことも大切です。口の「ささいな衰え」を見逃さず、「健康長寿」を目指しましょう!

お問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所健康企画課
〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階
電話番号:011-622-5151 FAX:011-622-7221
オーラルフレイルに関する情報は、札幌市HP「オーラルフレイル」をご覧ください>>>

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