健康と平和 ~巷の健康法を調べてみる~【第28回】
札幌の住まいと暮らしの情報誌「Sun Clover」vol.39

さらばコロナよ

 会社でドローンを買った。屋根点検やイベント撮影のためだ。これで山の中のポツンと一軒家も探すことができる。

 それにしても最近のドローンの性能はすごい。建物にぶつかりそうになると自動で避ける安全機能が付いている。驚いたのは、充電されたバッテリーの残量を自動的に測り、目的地に向かう途中でも帰りの分の燃料がないと判断すると、どんなにリモコン操作をしても勝手に出発地に戻ってくるのだ。零戦にこの機能がついていたら、知覧の特攻隊員は死なずにすんだ。

さらばコロナよ  Go To Eat はまだ始まっていなかったが、少し緩んだので妻と外食し少し余計に酒を飲んだ。店を出てすぐに、彼女はもう歩きたくない、早く家に帰りたいと言い出した。酔っているのか。「あのな、ドローンだって帰りのエネルギーを残している。それができないのは子供かボケ老人だけだ」と言うと、「良かった、子供で」とトローンとした目で言った。マスクでよくわからないが、笑っているようだ。捨てて帰るわけにもいかず、タクシーを拾った。

 医療ジャーナリストの先輩が、酒に酔うと免疫力が下がるから気をつけろと言っていた。酔ったところにウイルスが入ったり、がん細胞ができたりしたら大変なことになる。コロナの特効薬ができるまでは、銀座の彼方・イスカンダルに行こうが、必ずここに帰ってくると強い意志を持って飲 みに出かけねばならない。

 免疫力を高めれば、コロナもがんも怖くないはずだ。そのためにはバランスの良い食事と適度な運動、そして十分な睡眠が大切だ。ネットで調べたら、神経繊維を刺激する爪もみやツボ押しも免疫力アップに効果があるという。さらに笑うことも大事だと書いてある。笑いは免疫力を高め、過剰になれば抑制もするのだそうだ。手を振る人には笑顔で応えねばならない。

 病気は忖度をしない。憂鬱で不安な毎日だが、感染防止と経済の両立、自己管理とストレス解消の連立を図らねばならない。我は征く。マスクをした頬のままで。さらばコロナよ。

がんを防ぐ食生活

 世界がん研究財団「がんを防ぐ食生活14か条」の第1条は、「野菜や果物、豆類、精製度の低いデンプン質などが豊富な食事をすること」。1日に摂取すべき野菜と果物は400~800g。穀・豆・芋類、バナナなどは600~800g。一方、お酒は日本酒なら1合以下で牛や豚の肉は80g以下。塩分は6g以下とキビシイ。直火焼きの肉や魚、塩干燻製食品は控え、黒焦げはNG。肥満防止と運動の必要も強調。そして第14条は、「この勧告を守れば、栄養補助食品はあえてとる必要はない」と締めている。がん予防に必要なのは、自己を律する強靭な意志なのか。

中川順一|諏訪書房代表、ライター。小野寺燃料非常勤取締役。1960年生まれのメタボ中年。
※このコラムは特定の健康法やダイエットを推奨あるいは否定するものではありません。

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