サンクローバーvol.49
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  ハザードマップで危険度をチェックていうニュース、多いね。年々、豪雨がすごくなっているからな。洪水で土砂が流れたり、地盤が緩んで土砂崩れが起きたりする。あったよね。父さんもまだ小さかった時だ。の?目に豊平川の支川の野々沢川の国道橋と付近の住宅が、流出土砂で埋まった。中流で川岸を削って出た土砂が運ばれてきた方が多かったみたいだ。聞いたことがあるけど、土と石が流れてくるの?石、土砂が一気に下流へと押し流される現象が土石流。時速20~速度で一瞬のうちに家を壊滅させてしまう。太郎 祖父 太郎 祖父 太郎 祖父 太郎 祖父 太郎 祖父 太郎 大雨の後に土砂崩れがあったっ土砂災害は増えてる気がする。前に豊平川が氾濫したって話が1981年の豪雨だ。お前のおあの時も土砂災害って、あった大雨は3日続いたんだが、3日川から土が流れてきたの?あの時は、上流の土砂よりも、土石流っていうのをニュースで長雨や集中豪雨で山腹や川底のそんな速くちゃ、逃げられない。いがしたり、川に流木が流れていたりと前兆はあるみたいだが、起きたらアウト。危険なところに住んでいる人は警報が出たら避難。いや出る前に早めの避難だ。避難する時は、川は渡らず、川に対して直角の方向のなるべく遠くへ。かるの。険箇所や警戒区域等の地図、ハザードマップがあるから、チェックしておくといい。川から直角方向の避難所も知っておくこと。よね。前から湧水が増えだし、1~2時間くらい前からは小石がバラバラ落ち始める。逆に地滑りの前兆は、湧水が枯れたり周囲の池や沼の水かさが急に変わること。地中の地下水が動いているから、それで周辺の地面が一気に流れ落ちる。ないところも、ハザードマップでわかるの?いう川や地盤の状態を良く知っておくことが大事だ。斜面に造成して建てられた住宅地は念入りに調べた方がいい。祖父 太郎 祖父 太郎 祖父 太郎 祖父 太郎 山鳴りがしたり、腐った土の臭危ないところかどうかって、わ市のホームページに土砂災害危がけ崩れとか地滑りとかもあるがけ崩れの前兆は、2~3時間そういうことが起きるかもしれわかる。とにかく家の周りの河オッケー。◀︎土砂災害警戒区域等 https://www.city.sapporo.jp/kikikanri/higoro/fuusui/dosha_keikai.html 札幌市危機管理対策室(避難等に関する情報) https://www.city.sapporo.jp/kikikanri/ 札幌管区気象台(気象情報) https://www.jma-net.go.jp/sapporo/ 国土交通省「川の防災情報」(河川の氾濫危険度や自宅等のリスク確認) https://www.river.go.jp/index 知っておくと便利なWebサイト 40 k と◀︎土砂災害危険箇所 https://www.city.sapporo.jp/kikikanri/higoro/fuusui/dosha_kiken.html 過去の災害について話し聞かせ、日常の防災の大切さを伝えます。今回は年々激しくなっている豪雨とそれによる土砂災害への注意です。 70代後半の祖父が中学2年生の孫・太郎に、イラストレーション:おがわまさひろ https://masahiroll.com【訂正】前回記事中の(札幌の市街地に噴石や火山灰が降ってくることは)「ないだろうけど」は「あまりないだろうけど」に訂正します。札幌でも1977〜78年の有珠山噴火などでの降灰の記録があります。読者の方からのご指摘がありましたので確認いたしました。お詫びして訂正いたします。ご指摘ありがとうございました。14災害の記憶を語り継ごう | 05 年々激しくなる豪雨。土砂災害に注意

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