SunClover48号
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15014013012011010010℃血圧(mmHg)16010.2mmHg上昇/20℃→10℃(平均的な80歳男性モデル)5.3mmHg上昇/20℃→10℃(平均的な30歳女性モデル)0℃起床時収縮期血圧(年齢別)JSH2014家庭血圧による高血圧の判断基準▲135mmHg総コレステロール   2.6倍心電図異常所見あり 1.9倍15℃20℃11.6mmHg上昇/20℃→10℃(平均的な80歳女性モデル)3.8mmHg上昇/20℃→10℃(平均的な30歳男性モデル)25℃血圧測定時の室温80歳男性80歳女性60歳男性60歳女性30歳男性30歳女性418℃以上居間が温暖18℃未満1.0居間が寒冷居間全体が温暖床が15℃以上足元付近のみ寒冷床が15℃未満30歳男性では3.8mmHg上昇、80歳男性では10.2mmHg上昇。一方、30歳女性では5.3mmHg上昇、80歳女性では11.6mmHg上昇しています。このように高齢者ほど、男性よりも女性の方が低室温による血圧の上昇が大きいことが確認されました。また、血圧が最も低くなる室温は、30歳男性では20℃、80歳男性では25℃、30歳女性では22℃、70歳女性では25℃となっており、高齢者・女性ほど室温を高くすることが血圧抑制には有効であることがわかりました。1.0住宅に住む人は、15℃以上の住宅に住む人に比べて、高血圧で通院する人が約1.5倍、糖尿病で通院している人が約1.6倍という結果が出ています。また、過去1年間に聴こえにくさを経験した人のほか、骨折・ねんざ・脱臼を経験した人の割合が有意に多くなりました。 健康づくりには足元も含めて居室全体を暖めることが重要です。(寒冷住宅群)に住む人は、18℃以上の住宅に住む人に比べて、総コレステロール値(※)が基準範囲を超える人が2.6倍、心電図に異常所見が見られる人が1.9倍という結果がでました。※寒冷な室内環境が高血圧の状態を引き起こし、それが血管壁を傷付け、その傷にコレステロールが沈着して動脈硬化が促進されることが知られています。それに伴い寒冷住宅群でコレステロール値が高くなったと想定されます。高血圧  1.51倍糖尿病  1.64倍床上1m付近の室温は同程度住まいの断熱性を改善すると最高血圧が平均3.5mmHg低下室温が20℃から10℃に低下した際に、血圧が室温18℃未満と18℃以上では健康診断結果に差が朝5時の居間の室温が18℃未満の住宅足元が15℃に満たないと通院回数が増える?床付近の室温が15℃未満の

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