SunClover45号
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4底の薄い靴や底が固くクッション性のない靴で長く歩くと、疲れたり足首や膝などを痛めたりする原因になります。理想はウォーキング専用の靴を履動きやすい服装で、歩く前にはストレッチや準備体操などをしてからスタートしましょう。歩き始めはゆっくりと、体があたたまってきたら徐々にスピードを上げていくのもケガの予防になります。歩く前後の水分補給も必須です。事故には十分注意し、見通しのよい道や車の通らない緑道、夏は日陰の多い道などを選んで歩くのがおすすめです。万が一の転倒に備え、荷物はウエストくことですが、そうでない場合は、かかとにクッション性があり、底が固すぎないものを選びましょう。また、ウォーキング時の靴は、つま先に1㎝程度のゆとりがあり、靴の中で多少足が動く方がよいとされています。つま先が当たるほどピッタリの靴は避け、長さや幅にゆとりのあるシューズを履きましょう。ポーチやリュック型のランニングバッグなどに入れ、両手を開けておきましょう。近年の研究では運動負荷をかけて歩くと、短い時間や少ない歩数でも効果が得られることがわかっています。ご自身の体調や健康に問題がなければ、「大股」かつ「急ぎ足」で「ちょっとキツイな」と感じる程度に歩いてみましょう。個人差もありますが、具体的には3分歩くと軽く息が上がってくる程度の歩幅と速度で歩くと、効果アップが狙えます。例えば30分のうち15分は運動負荷をかけてしっかり歩き、残りの時間は普通の速度で歩くなどがおすすめです。ふだん運動をしていない人が前述の「3分歩くと軽く息が上がってくる程度の歩幅と速度」で歩くと、少しウォーキングするだけで結構疲れてしまいます。そこでおすすめしたいのが、約3分ごとに運動負荷をかけた「大股&急ぎ足」の「ちょっとキツイ」歩き方と、ややクールダウンしながら普通のペースで歩くことを繰り返す方法です。トータルで歩く時間のうち半分は運動負荷をかけた歩き方になるようにしましょう。このウォーキング法で30分歩くと、運動効果がさらに高まります。クッション性のない底の薄い靴や靴を避けましょうケガや事故に遭わないよう注意!水分補給も忘れずに快適なウォーキングにはどのような靴がいいですか?ウォーキングをするときに気をつけることは何ですか?大股&急ぎ足で歩くと運動効果アップが狙えますより効果を得るための上手な歩き方は?おすすめ!3分ごとに速歩と普通歩きを繰り返すと、より効果的

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