SunClover45号
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3日常的にウォーキングを行い体力が向上することで、高血圧、糖尿病といった生活習慣病のリスクが下がることがわかっています。「ちょっと血圧が高い」「少し血糖値が上がってきた」という予備軍の状態でウォーキングを行えば、予備軍から脱却し健康を維持するのに役立ちます。さらにウォーキングは、うつ病など気分障害の改善や、睡眠の質の改善、骨粗しょう症の予防・改善など、加齢により起こりやすい心身の不調への効果が認められています。注目!よく歩く人ほど東京都健康長寿医療センターの研究によると、70〜80歳の女性では、1週間にか歩かない人より認知機能がよいという結果が出ています。ウォーキングが脳の血流を増加させ、認知機能を向上させているからと考えられています。ウォーキングは手軽にできて認知症予防にもなるのです。Q&A生活習慣病の罹患率を下げ気分障害も改善しますウォーキングにはどのような効果がありますか?認知症になりにくい!長引くコロナの影響で、体を動かす機会が減っています。あるシューズブランドの調査によると、コロナ禍で運動不足だと感じている人は約6割、体重が増加した人は約4割にものぼりました。運動不足の状態が続くと、生活習慣病の罹患リスクや、要介護となるリスクがアップします。運動不足解消のため、手軽にできるウォーキングを効果的に実践するための方法を紹介します。※ 基礎疾患(持病)のある人、腰や関節に痛みのある人、現在医者にかかっている人、服薬中の人はウォーキングを行う前に医師に相談しましょう。90分以上歩く人は、1週間に40分以下し健康維持の万能サプリ実践ウォーキング

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