小野寺燃料

札幌の住まいと暮らしの情報誌「Sun Clover」vol.29
これからを生きるための 終活

その4 私の現在

70歳を過ぎた元上司の「終活」にちょっと興味を持った40代の元部下。では、終活とは、具体的にどのようなことを言うのでしょうか。

現在の私にとって必要なことと不必要なことを仕分ける
元部下
 
終活の最初に、自分の「現在」について客観的な状況を把握するというお話がありました。
元上司
 
経済的なことと健康面の両方についての現状確認です。まず、経済面。財産の棚卸です。土地建物などの不動産や預貯金、カードローンも含めた借金の内訳など。自分のことであっても、案外とわかっていないことがあるものです。私の場合でも、父親から相続したことになっている田舎の土地の名義変更をしていないことが最近になってわかりました。
元部下
 
自分の財産でも、わからないことってあるんですね。
元上司
 
付き合いで入っていた保険や使っていない銀行口座、不必要なカード会員の引き落としなど、細かなことは案外あるものですよ。私は、年金の内容、保険や共済、貯蓄などはリスト化し、証書類は改めてファイリングしました。
元部下
 
で、どこに置いたんですか。
元上司
 
あなたには教えません。家内には教えましたが、いずれ長男には言っておかなければなりませんね。
元部下
 
貸金庫に保存したら本人が亡くなって貸金庫が開けられなくなった、という話を聞いたことがあります。
元上司
 
そういう話はよくあります。自分のための整理であると同時に、万一のことも考えた方がいいですね。
元部下
 
以前、親父が入院した時に権利書や預金通帳のある場所を教わりました。手術の前の日にはキャッシュカードも預かりましたが、暗証番号は聞けませんでした。
元上司
 
暗証番号をどこかに控えるのは防犯上は慎重にしたいですが、やはり控えは必要です。そして、こういう財産の棚卸をしていると、無駄なものが見えてくるのです。処分して現金にした方がいい不動産、解約した方がいい保険、売った方がいい株とか。
元部下
なるほど。
元上司
これからの人生を考えて、なるべく無駄なく、資産は減らさずに、と考えたい。同じことは健康面でも言えます。なるべく老けず、健康を維持したい。
元部下
 
血圧や血糖値を上げずってことですか。
元上司
まぁそんなところですね。私は50代からの会社の健康診断や人間ドックの結果をとってありますので、それをもとに記録をとり続けています。65歳からは体力測定も定期的にやっています。
元部下
 
よく、若い頃と同じつもりでやるとケガをしたりぎっくり腰になったりするって言いますよね。
元上司
 
現在の体力、能力をわかっていないからそういうことになるのです。これから体力が落ちるのは仕方ないですが、そのペースを遅らせたい。そのためにも、現在の体力がどれだけあるかはしっかり把握しなければなりません。
元部下
 
終活の項目に健康診断や体力測定があるとは思いませんでした。
元上司
自分の身体の状態をよく知っておくことが、健康で暮らすためにまず必要なことです。長生きしても、健康でなければ何もなりません。また、若い頃と違って無理がきかなくなるわけですから、どこからが「無理」なのかを知るためにも、「現在」の状態を知っておくことが必要です。
元部下
財産も健康状態も変化しますよね。
元上司
そうです。変化を記録し把握する習慣を持つことが、終活では大切なのです。

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