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札幌の住まいと暮らしの情報誌「Sun Clover」vol.29
「健康さっぽろ21(第二次)」【16】

このコーナーでは札幌市保健所など行政、市民が連携して取り組む健康づくりのための支援事業や健康づくりに関する情報をご紹介します。

【情報提供】札幌市保健所

札幌市民のためのがん対策推進プラン

札幌市民の死因はがんが最も多く、32.7%を占めています。これは北海道の31.3%よりも高い割合です。そこで札幌市では、今後想定されるがん罹患者及び死亡者数の増加に対応するため、総合的ながん対策推進プランを平成29年から7年間の計画で策定しています。

がんをとりまく環境は?

 札幌市におけるがんの死亡者数は年々増加し、平成26年は男女計5,783人に上りました。部位別死亡割合は、肺がんが22.2%と最も多く、次いで大腸がん、胃がんとなっています。
 市民アンケートの結果では、9割の市民ががん検診受診の意向を示している反面、事業所アンケートでは3割ががん検診を実施していないという結果が出ています。
 がん対策推進プランの全体目標では、平成35年の75歳未満年齢調整死亡率を平成23年と比較して24.1%減とすることが掲げられています。
※75歳未満年齢調整死亡率:年齢構成の異なる地域間でもがんの死亡状況が比較できるように、年齢構成を調整し、地域比較や年次比較を可能にした死亡率

■ がんの部位別死亡割合

がんを予防しよう

 国立がん研究センターでは、がん予防として、「感染に起因するがんへの対策」のほか、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」の5つの生活習慣の実践を推奨しています。これらの5つの生活習慣に気をつけて生活している人は、そうでない人と比較して将来がんになるリスクがおよそ4割減少すると推計されています。

●たばこ対策
 札幌市民の成人喫煙率は約22.6%と、20政令指定都市中トップです(平成28年国民生活基礎調査)。しかし、札幌市の喫煙者のうちおよそ半数に禁煙傾向がみられます。禁煙成功者の動機づけとしては男女とも「家族や友人の協力」が挙げられています。

禁煙にチャレンジしよう
◎禁煙の代わりになる行動を考えておく(深呼吸をする、体を動かす、吸いたくなったら少し時間を置く、ガムをかむ、水を飲むなど)
◎家族や職場の人など周囲の人に禁煙を宣言する
◎禁煙外来を受診する(※禁煙治療は医療保険が適用になる場合があります)


●生活習慣の改善
 習慣的な多量の飲酒と塩分の取り過ぎはがんの要因のひとつとなります。札幌市では「健康さっぽろ21(第二次)」に基づき、適量飲酒、健康的な食生活や運動・適正体重等について、正しい生活習慣を身につけていただくための取り組みを推進しています。

食生活に気をつけよう!
◎毎日朝食をとりましょう。
◎主食・主菜・副菜をそろえた食事をしましょう。

意識して身体を動かそう!
◎1日あたり、男性9,000歩、女性8,000歩を目指しましょう。
◎通勤・通学時間を利用して、今より「10分」多く歩きましょう。

飲酒はほどほどに!
◎1日の平均純アルコール摂取量を男性40g、女性20g以下に!
純アルコール量目安:ビール400mlで約20g、日本酒1合で約22g、ワイン1杯で約12g
◎休肝日も忘れずに。

定期的に健診・がん検診を受けよう!

★がんは早期発見が大事です。ぜひ定期的な検診を受けましょう。

お問い合わせ

■札幌市保健福祉局保健所健康企画課
〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階
電話番号:011-622-5151 ファクス番号:011-622-7221

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